第14話「Presentiment：悪い予感」

不良三人、矢頼とそれ以外の相手ではずいぶん態度が違いますね。

まずは小野。
一番矢頼になついてる！？
でも女をいたぶる最低野郎だったのでガッカリですよ。
矢頼がいなかったら先生にも不埒な真似をしたんだろうな。
自分が女だからか、こういう奴は生理的に受け付けません。
小野に晒された下着はりおんの物なんでしょうね。
大森さんは小野の行為そのものに困惑の表情を浮かべてるだけだけど
りおんは下着を見てショック受けてるので。
中学生の女の子がこんな事されたら
ショックもハンパじゃないだろうなぁ。
りおんを傷つけた小野は絶対に許せん！
次は伊藤。
乱暴したり威張ったりするのが好きなただのチンピラのようです。
小野に比べたら嫌悪感は少ないな。
まー猿の子供虐めてるから同類だけどさ。
ザジをザコ呼ばわりしてどれだけ強いつもりなのやら。
矢頼発見して号泣してたくせに(笑)
御子柴は三人の中ではマトモそうに見えるけどどうなんだろう？
猿虐めも二人に誘われて参加しただけのような…
アキラチームと合流した直後、
御子柴だけが無駄に煽るような言動をしてなかったので
改心フラグがあるとしたら彼一人のような気がする。

矢頼チームとアキラチームが対面した時
しっかりとアキラの服をつかみ、陰に隠れ気味のりおんがかわいい。
みんなが緊迫した雰囲気を発している中、
一人状況をつかめていない大森さんが…（笑）
ニコニコ顔だったのがわずか2ページ後に涙目になってて笑った。
しょーがないなあ。

操栖先生が乱暴に扱われたところで矢頼の助け舟。
これがなければアキラはボコボコにされてたんでしょうね。
りおんの腕についてもアドバイスしてたし
矢頼は意外と女性に優しい？
早くに母親を亡くしたことと関係あるのかな。
アキラは矢頼のことを知らないけど、矢頼は知ってたら面白いな。
某少女漫画みたいに、アキラの母親と交流があったとか。
母子家庭のアキラと父子家庭の矢頼。そして共に一人っ子。
陽の主人公と陰の主人公であることを考えると
奇妙に一致してる気がしなくもないです。
あっ、でも個人的に異母兄弟説はパスしたいな。
成人男女のドロっぽさが混じるのはちょっとイヤなんですよね。
主人公たちには直接関係ない感情だし。

アルシノイテリウムを気にして調べ続けている真理谷。
私もアキラみたいに「違ってることもあるんじゃね？」でスルーしてしまいそうです。
仮に気になってしばらく考えてみても「うーん、分からん。いいやもう」で
宇宙に行って考えるのをやめてしまうのは間違いない。
1話で真理谷に急接近し、「どけッ！」と手で払われたのに
懲りもせず真理谷の肩を叩くアキラ。
またまた不愉快そうに手で払われてますね。
それに気付いているのかいないのか…あんまり傷ついていない様子。
ごく普通に会話を続けてますし。
アキラのいい意味での大雑把さが好きです。
そのうち真理谷もアキラにだけは慣れて、なでさせてくれるようになるかも。
（警戒心の強い野良猫の話！？）

ダーウィン進化論に詳しい矢頼。
これは単なる“頭がいい描写”なのか、矢頼が特別その分野に詳しいのか。
島の謎はいまだ明かされていないわけで、もしその正体が政府の秘密の島で
矢頼の父がそのプロジェクトに関わってるとしたら…
今のところ矢頼父に関しては「海外を転々としている」「外資系の企業」という
情報しかありません。
ってことは世界的な生物学者で、海外の研究機関に呼ばれてるという設定もありえますね。
矢頼なんて変わった名字だけど、一般の人はノーベル賞でも受賞しない限り
どんなすごい研究をしてようが学者のことなど知らないですし。
でもまあ、医学についてもある程度の知識を持っていたようだし
普通に頭良くていろんなことを知ってるキャラなんだろうなあ。

りおんのほっぺプスシーンは幼馴染っぽさが出てて良かったです。
こんなこと絶対アキラにしかしてないよなー。
他の男子の前でも平気でやってて、アキラは嫉妬と恨みを買う、と。
今回は矢頼と真理谷だから無問題だね。
りおんの服をビリビリにした矢頼に雑魚のパンチが炸裂！
しかし矢頼は「なんの痛痒も感じぬわ！」状態。さすがキング。
ここでも操栖先生の登場でアキラは救われてます。
やっぱり矢頼にとって操栖先生は特別なんだな。
ありがちな線だと亡くなった母親を重ねてるってとこでしょうか？
でも操栖先生は異性として矢頼に惹かれてる部分もあって
それを自覚したあと、矢頼の気持ち（＝母親を求めてる）を知って
教師兼母親に徹する…とかも面白いと思う。

ところで。
地面に埋められてる小猿が妙な具合に可愛いんですけど。
特にP16、汗飛ばしてキーキー言ってるのがたまらん。
この小猿もみくちゃにしたい。