マリちゃん！

花沢さん似の女子が呼んでた真理谷の愛称・マリちゃん。
女友達2人目はこの人でいい。

あの女子、いい人じゃないかと思うんだ。
だって男女ペアなのはいざという時
男子が女子を守る前提なんでしょう。
鳥の脅威を目の当たりにした後で誰だって不安でいっぱいのはず。
事実真夜さんが指摘したとおり、集団パニック直前の心理状態だったわけですよ。
そんな中、女の子だったら少しでも頼りになりそうな男子と組みたいと思う。
そこをあえて戦闘力０の真理谷に声かけたんですよ。
これは深い。

この状況でまったく戦力になりそうもない男子を選ぶ女子。
理由はいくつか考えられます。

(1)相手を好きだった
(2)はなから男に守ってもらう気がない（真夜さんはこのパターン）
(3)むしろ自分が相手を守ってやろうと思った

まず(1)、これはない。
いくら外見がおばちゃんぽいからって中身は女子中学生ですよ。
思春期の少女ですよ。
それまでろくに会話もなかったのに、
いきなり片思いの相手をマリちゃん呼びできるわけがない。
気軽に背中まで叩いてるしね。
次に(2)、これは正直分からない。
教師たちが「かわいい女子は俺たちの嫁」宣言した時「ひどい」と言ってたのが
「私（生徒）をそんな目で見てたなんて、教師なのにひどい！」（自分をかわいいと思ってる）
「女を顔で区別するなんてひどい！」（自分をブサイクだと思ってる）
どっちの意味かによると思う。
あのシーンをギャグと見るなら前者なんだろうけど、今思うと後者で正解なのかなと。
なぜなら花沢さん（仮）は(3)の意味で真理谷に声をかけたんじゃないかと思ったから。

チビッコで痩せてて非力な真理谷とコンビ組みたい女子はまずいないと思う。
同様に戦力として期待できない杉政が女子に選ばれない可能性を考えて
生徒会長は雪に「面倒見てやってくれ」と頼んだんじゃないかな。
雪も運動神経や体力は普通の女子並みだろうけど、
委員長という責任者ポジションにあるから「悪いが引き受けてくれ」みたいな感じで。
花沢さんは自ら進んでその役を担ったのかもしれない。
「マリちゃん小さいから女の子に頼られないでしょ、じゃあ私と組もうよ。
私がマリちゃんを守ってあげるから」と…

どうなんだ、これ。妄想か？私の妄想なのか？？

真理谷がム…と言ってるのはなんでだろう。
マリちゃんという馴れ馴れしい呼び方に引いてるのか、
「僕に声をかけたのがこの女子とは…」と彼女の顔面偏差値の低さを残念がってるのか。
後者だとすると「一見女子に無関心そうな真理谷も密かに容姿をチェックしている」という
新たな面が浮かび上がってくるのです。
真理谷、不満なのはどっちだ！
マリちゃんという愛称か、花沢さんの顔か。

真理谷には顔で女を選ぶような男であってほしくないが、
「不美人な女子とペアでちょっとガッカリ」みたいな
普通の男の子っぽい面があっても可愛いかなと思う。
でも花沢さん可哀相だからそれも微妙だよな…。

まあ、特に触れられることなく本編では流されるのだろう。


あっそうそう、真理谷自身には顔の良し悪しで彼女を決めてほしくないけど
私は気になるので、今後真理谷の恋人が登場するなら
美少女でお願いします！！！